UnityでGooglePlayに自分のゲームをのせるまで
今回は初作品であるTraversal(トラバーサル)をGooglePlayに公開した経緯や流れ、苦労したことについてのお話を書いていきます。
文才がなくて本当に申し訳ないですが、読んでいってもらえると嬉しいです!
Unityでゲームを製作開始!
大学入って初めての夏頃、サークルの仲間と共にチーム開発*1を初め、本格的にUnityを学び始めました。
実はUnityには何度も挑戦していたのですが、その度に挫折をしていました。(正直Unityは一人じゃ永遠に習得できなかったかも)
ですが、ありがたいことにチーム開発のお陰で嫌でも習得しなければならない状態となりました。
Unityを始めたての頃でしたので、Unityでしか作れないゲーム(当時はそう思っていましたが)を作ろうと思いました。
当時は自分のゲームはPC以外のプレイが出来なかったので、スマホゲームと、Unityならではといったら3Dだと思い、3Dのスマホゲームを作成することに決めました。
初めてのゲーム制作において重要なこと
まず初めに、私は他言語でゲームやシステムなどを作っていて多少のゲーム制作への前提知識はあったのですが、始めたての言語でゲーム制作を始めるにあたってとても重要なことを一つ忘れていました。
それは初めて作るゲームは簡易なものにしなければならないということです。
Unityに皆さんが挑むきっかけは色々だと思いますが、初めに作るゲームを大規模ゲームにはしないことです。
これは重要だと自分は思っているのですが、意外と知られていないことでもあると思っています。自分も元々は大規模ゲームを制作しようとしていましたが、チーム開発のリーダーに言われこれに気づくことが出来ました。
なので今回制作したゲーム(Traversal)に難しいプログラミングや、機構は組み込まれていません。(例 アナログスティック風ボタンや必殺技など)
是非これだけは忘れないようにしてもらえたらこの記事を書いた甲斐があるほどです。
仲間、コミュニティを持つこと
これはチーム開発で感じたことで、もしかしたら必要のない方も大勢いるかもしれませんが、自分には仲間がいたからこそこのゲームは完成したと思っています。励ましの言葉や、トラブル解決策を教えてもらったり、GooglePlay関係のこともすべて仲間から教えてもらうことが出来ました。
ですので、何かのコミュニティを持つことは重要だと思います。
今コミュニティが全くない状態でしたら、私のtwitterアカウントなどでしたら気軽にDM(ダイレクトメール)していただければできる限りですがお力になろうと思っています。
Unity初心者の方へ
企業案件でも何でもないのですが自分がUnityを習得するにあたって大変勉強になった本がありますので、こちらを紹介させていただきます!
Unityの教科書 Unity2019完全対応版|SBクリエイティブ
あと、これも大変重要なことですが、Unityでは入門書を理解して実際にプログラミングできるようになったとしても、インターネットなしでは恐らくあなたはゲームを一人で制作はできません。自分もまだそうです。
入門書などを読んでもUnityという言語は非常に多岐な機能があるため、あなたが作りたい機能のすべてが入門書には凝縮できないのです。
なので、新たな機能をUnityで勉強したいときはインターネットを活用することをお勧めします。
例えばUIのボタンを画像にしたいときは「unity UI ボタン 画像」などと検索すればおそらく求めている情報を手に入れられるはずです。
ここでもう一つ重要なことは、インターネットを用いて得た情報において何かを行うことは自己責任だと思ってください。この記事も例外ではありません。
GooglePlayでゲームを公開するまで
実はこのゲームはゲーム制作期間より、ストアに公開するまでの手順のほうが4倍くらい長い期間を使っています。それも自分は幸せなことにGooglePlayに一度ゲームを投稿したことがある方から手厚いアドバイスをもらうことが出来ました。
スマホゲームの実機テストは面倒
本当に面倒です。作成したゲームをスマートフォンに送信するときに、いちいちUSBの有線接続で行う必要があり、スマートフォン側で毎回行わなければならないこともありました。
ただ挫折はしない程度なので問題ないと思います。
署名付きビルド
こちらはunity側の問題なのですが、ストアにアップするためにはまずビルドの前に署名(作った人間の証明)をする必要があります。
こちらは署名やセッティングが変わると毎回更新せねばならず、いろいろとおっくうです。
署名ありビルドについて学ばせていただいたぺーじです
GooglePlayConsoleアカウントを作成
googlePlayにゲームを登録したい場合は有償のgoogle play console アカウントが必要になります。
2500円くらいだったかな…詳しいことは調べれば出てきますがクレジットカード登録が必要なのでまぁまぁ面倒でした。
GooglePlayConsoleについて学ばせていただいたページです
Googleによる審査とUnity側の問題
ここが一番のネックでした…
もうかなり長い間触れてないので忘れてしまいましたが、unityにはスマホアプリにするためには圧縮しなければならず、その方法を簡単にするためのツールを持っていなかったのでまずそのツールのダウンロードをしたのですが、最新版が自分のunityのバージョンと会っていなかったのでやり直し…またやり直し…
一番のつらいところはゲームを作る楽しさ、プログラミングの時の楽しさなどが全くないことでした。とりあえずネットに乗っているものから順にやってみてこれがだめならこれはどう?など色々試してようやく2-3週間後に終わりました(途中やる気がなくなってたのでこの長さの期間ですが本気でやれば3日くらいでできたかもしれないです)
公開してからの広告方法
自分はとにかくこのゲームを広める方法を知らなかったので友達に勧められた進捗をつぶやくtwitterアカウント*2を作り、ツイートしてみました。
その中の人々の何人かがダウンロードしてくれたらしく、累計ダウンロード数は20を突破しました!(自分では結構多い数字だと思っています。)
ですが基本ツイッタラーの皆さんはURLを踏んで別の場所に来ることがないのでまずは動画や画像などで開発状況などをツイートしていって、そのあと満を持して公開することをお勧めします。
最後に
とっても長い道のりでしたが無事ゲームは公開するに至り、多くの方に触れてもらえる機会を生むことが出来ました!
このゲームをプレイしてくれた方、励ましてくださった方、googlePlayの公開方法を教えてくれた方などに感謝しています!
もちろんこの記事を読んでくれた方にも感謝です!
この機会にぜひ自作ゲームを公開してみてはいかがでしょうか?
…ネガティブなことを言ってきましたが、今になってみると自分はいい経験をさせてもらったと思っています。なので挑戦することは悪いことではないと思いますが、ゲームを作ってストアにアップしたいという方は自分のようにgooglePlay(もしくは他のストア)に作品を出している方などに協力をしてもらうことをお勧めします。
今後はゲームに広告などを付けたものなども制作予定ですが、それもまた相当に難しいらしいので完成したらまたここで詳細をお話ししようと思います。
それではまた!
*1:現在も活動中!チームの公式アカウントです https://twitter.com/Snym_Games